カンボジアの基本情報


地理


 カンボジア王国(通称カンボジア)は、東京から直行便で約7時間。インドシナ半島の南西寄りに位置し、南はタイランド湾に面し、西はタイ、北はラオス、東はカンボジアと国境を接しています。首都はプノンペンで、人口は1,625万人です。

 カンボジアの面積は約18万平方キロメートルと、日本の半分ほどです。国土の大部分は海抜100メートル以下ですが、東北部にはモンドルキリ高原があり、北部にはタイ東北部との国境付近となるダンレク山地、プノンペン西方にはカルダモン山脈があります。

 カンボジアの中心には、メコン川が流れており、シアヌークビルとプノンペンを繋ぐ水運を担っています。このメコンデルタと支流のサップ川、トンレサップ湖を取り巻く平野部に人口の3分の1が住んでいます。トンレサップ湖の北方には、クメール王朝の遺跡として世界的に有名なアンコール・ワットやアンコール・トムといったアンコール遺跡があります。


民族・言葉・宗教


 カンボジアの民族は、人口の90%がクメール人で、ベトナム人が5%、華人が1%、その他(36の少数民族)が4%です。

 カンボジアの公用語はクメール語(カンボジア語)です。若い世代では流ちょうな英語を話す人も多くいます。

カンボジアの宗教は仏教で、一部少数民族はイスラム教を信仰しています。


文化


 カンボジアは、1863年にフランス帝国の保護国となってから、フランスによる植民地支配が長く続きました。しかし、1941年に即位したノロドム・シハヌーク王らによる独立運動を経て、1953年にフランスから完全独立を達成しました。

 カンボジアは、フランスによる植民地支配が長く続いたことから、現在でも、フランス植民地時代の名残を感じる街並みが首都プノンペンを中心に残っています。

 カンボジアで広く食べられている料理(別名クメール料理)は、淡水魚を発酵させてペースト状にした「プラホック」という臭みの強い調味料がよく用いられます。魚醤のトゥック・トレイは、スープや炒め料理、つけだれに広く用いられ、ココナッツミルクは多くのクメールカレーとデザートのベースとなっています。カンボジアではインディカ種の香り米を主食として、もち米をデザートとしてドリアンなどの果物と合わせて食べられています。

 カンボジアの食事はソムローやスガオと呼ばれるスープ状のおかずとごはんの組み合わせを基本とし、和え物のニョアムや炒め物のチャー、焼き物のアン、漬け物のチュロックなどが組み合わされます。


気候


 カンボジアは、日本のように四季の変化はなく、1年を通じて最高気温が30度を超えます。1年の気候は雨季(6月から10月)と乾季(11月から5月)に分かれます。1年のうちで最も暑くなるのが4月です。

 雨季に入ると、気温も少しずつ落ち着きます。カンボジアで降る雨の多くは、スコールの様に大量に振ります。

 11月の終わり頃に水祭りがあり、乾季に入ります。12月、1月は雨も少なく、気温もそれほど暑くはないので、1年のうちで最も過ごしやすい月となっています。

 プノンペンでの年間平均気温は27度。4月の最高気温は40度に達することもあります。


日本との関係


 日本は、1992年に在カンボジア大使館を17年ぶりに再開。カンボジアは、1975年以来閉鎖していた在京カンボジア大使館を1994年に再開しています。2013年12月には、日本とカンボジア両国は、両国関係を戦略的パートナーシップに格上げし、地域・国際場裡の課題に関しても一層緊密に連携・協力していくことで一致しました。

 カンボジアの在留邦人数は3,934人(長期滞在者3,794人、永住者140人)と、東南アジアの主な国と比べると少ないです。進出日系企業拠点数は388です(2018年)。

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